スマホの電池がすぐなくなる
——設定の見直しと「電池の寿命」の調べ方
「朝100%にして出かけても、夕方には20%を切ってしまいます。そんなに使っていないのに……。外出先で電池が切れたらと思うと不安で、出かけるのがおっくうになってきました」(70代・女性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
電池の減りが早い原因は、大きく分けて2つしかありません。「設定のせい」か「電池の寿命」か。どちらなのかはスマホの中を見れば判断できるので、順番に確認していきましょう。実際、シニアのスマホの困りごとでは「バッテリーがすぐ減る」は詐欺メールと並ぶ上位の悩みです(MMD研究所の2025年調査より)。
まず「何が電池を使ったか」を見る
- iPhone:設定 →「バッテリー」。アプリごとの使用割合が出ます
- Android:設定 →「バッテリー」→「バッテリー使用量」
ここで意外なアプリが上位に来ていたら、それが犯人です。使っていないのに上位に来るアプリは、裏で動き続けている可能性があります。
効果の大きい設定見直し・ベスト3
① 画面の明るさ
電池をいちばん使うのは画面です。明るさを「自動」にして、手動で最大にしっぱなしにしない。それだけで体感が変わります。画面がつきっぱなしになる「常時表示」の機能がある機種は、オフにするのも効果的です。
② 画面が消えるまでの時間
操作をやめてから画面が消えるまでの時間が「5分」などになっていると、置いている間も電池を使い続けます。1〜2分がおすすめです。
③ 位置情報とアプリの裏側の動き
地図アプリ以外で位置情報を「常に許可」にしているアプリは「使用中のみ」に変更。またiPhoneの「アプリのバックグラウンド更新」、Androidの「バックグラウンド使用」を、使わないアプリはオフにします。
⚠️ ここでも注意をひとつ。「電池を長持ちさせるアプリ」という広告は入れないでください。標準の設定だけで十分で、この種のアプリはかえって電池と安全を損ないます。
設定で直らないなら「電池の寿命」を調べる
スマホの電池は消耗品で、充電をくり返すと確実に弱っていきます。今の元気さは、自分で数字で確認できます。
- iPhone:設定 →「バッテリー」→「バッテリーの状態」。「最大容量」が80%前後まで下がっていたら交換時期です
- Android:設定内の「バッテリー情報」や診断機能で確認できる機種が増えています(機種により場所が異なります)
交換時期に来ている場合の選択肢は2つ。電池だけ交換する(メーカーや正規修理店で。機種により数千円〜1万円台)か、本体を買い替えるか。スマホ自体が古くてOSの更新が終わっている機種なら、安全面も考えて買い替えをおすすめしています。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方のスマホは、購入から4年半。バッテリーの最大容量は78%まで下がっており、さらに使っていない歩数系アプリが位置情報を常時使っていました。設定の見直しでまず一日持つようになり、数字を見ながら「電池交換より、次の買い替えまでこの設定で乗り切る」という方針をご本人が選択。「減る理由が分かったら不安じゃなくなった」とのことでした。約20分です。
- 設定 → バッテリーで「何が電池を使ったか」を見る
- 画面の明るさ・消灯時間・位置情報を見直す
- 「電池長持ちアプリ」の広告は入れない
- iPhoneは「最大容量」80%前後が交換の目安
- 古い機種は、電池交換と買い替えの損得を比較する
※ 電池交換や買い替えが必要な場合は、費用の比較からご案内します(当店はエックスモバイル武蔵小山店 併設です)。
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